□状態:NGC-AU Strike5/5 Surface4/5(AU/準未流通)
ローマのカエサル(シーザー)は、BC58年にガリア(今のフランスを中心とした地域)に侵攻し、同51年には征服しています。本貨は征服された側のガリア東部に住んでいたケルト人の一派、アンビアーニ族によって作られた金貨です。制作された時期は、ガリア戦争の初期、BC1世紀と考えられます。アンビアーニ族は金貨の鋳造に長けており、本貨のように趣がある金貨を発行しています。ご覧のように文様は稚拙ではありますが、なんだか抽象アートのようにも見えます。当時のガリアはローマやギリシャに比べ、文化的、技術的に遅れていたからだと思いますが、ギリシャ・ローマを模倣したコインを発行しています。本貨はオモテの中央に馬がデザインされていますが、これもギリシャコインによくみられるモチーフです。
さてこのコインについてです。
上記のようにこの銘柄は、ギリシャコインの影響を受けているとい思いますが、オモテ面ウマの周囲には三日月や目のような文様が描かれています。ウラは無文様で金の地金そのままです。NGC社の評価通り、摩耗はわずかですしキズや加工痕も見えません。色合いはやや薄い金色ですが、これはガリア人の精錬技術が低かったからでしょう、一定の銀が含まれていると思います。なおNGC社はこの銘柄を170枚ほど鑑定していますが、本貨AUは上位50位ほど入ります、さらにStrike・Surfaceともに高評価ですから、かなりの高鑑定といってよいでしょう。
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■サイズ:直径18ミリ、重さ約6.1グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社のNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
■ゆうパック、もしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みでお受けしております。
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