□状態:NGC-AU58(EF+/極美品+)
1738年にハンガリーのクレムニッツ(ミントマークKB)で発行された1ダカット金貨(KM-306.2/Fr-171)です。オモテはカール6世、ウラはキリストを抱くマリア様で、クリスマスの季節にふさわしいデザインです。なおカール6世はマリアテレジアのお父さんで、1711年から1740年まで神聖ローマ皇帝でした。
クラウスのカタログ(Standard Catalog of World Coins 6th Edition)によりますと、本貨1738年銘の価格ガイダンスはMS60で650ドルですが、近年の相場はこれをはるかに上回ります。なお金貨専門カタログのフリードバーグによりますと、本貨(Fr-171)の評価はEFが1500ドルです。頻繁に市場に出てくる銘柄ではありませんが、最近のヨーロッパやアメリカのオークションで、この銘柄のEFクラスは1600-1800ドルほどで落札されており、消費税込みの総支払額ベースで30万円から34万円ほどになります。
なおNGC社は1738年銘を27枚鑑定していますが、内訳はMS63(3枚)、MS62(5枚)、MS61(7枚)、AU58(本貨/5枚)、AU55以下(Details鑑定含む7枚)です。
さてこのコインについてです。
オモテ/ウラとも摩耗はほとんど見えません。拡大写真のように特にオモテ面は状態が良いですし、キズやスレなど欠点も見当たりません。輝きも十分で、特にウラ面の輝きは素晴らしいです。
ここのところ、この時代のダカットは値を上げており、このような少額面コインでも高値が付く傾向にあります。直径2センチ強の小型コインですが、状態が良いので入手する価値はあると思います。
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■サイズ:直径22.5ミリ、重さ約3.5グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGCの鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
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