ブラジル1810/09年発行、4000レイス金貨MS64単独最高鑑定-オンラインショップ「ときいろ」

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ブラジル1810/09年発行、4000レイス金貨MS64単独最高鑑定

ブラジル1810/09年発行、4000レイス金貨MS64単独最高鑑定

製造元
商品コード	440-8

398,000 円（税込）

SOLD OUT

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□状態：NGC-MS64（MS/未使用）

ホアン皇太子時代の1810年に、ブラジルで発行された中型の金貨です。重さは約８グラム、直径は27ミリほどです。

このコインが発行される前の年、本国ポルトガルはナポレオンの侵攻を受け、皇太子ホアンは女王マリア1世といっしょにブラジルに逃げました。その後マリア1世が体調不良で政務がとれなくなったため、ホアンが摂政として政務を担いました。

この金貨はホアン6世（Joao Ⅵ）が、皇太子だった時代（1805年-1818年）にリオ・デジャネイロで発行された中型の金貨4000レイスです。発行枚数はさほど多くはなく、毎年10万枚前後が発行されていました。本貨1810/09年銘は最も少ない年銘で、発行数は6.6万枚です。この銘柄は1810年の最後の桁である0が、もともとの「9」の上に刻印された「1810/09年銘」です、これは1809年に発行する予定で鋳造されたコインを、何らかの理由で1810年に発行することになり、急遽、発行年を1809⇒1810年に上書き（＝「オーバーストライク」）したものです。なお先ほどの発行枚数6.6万枚は、1810年銘と1810/09年銘をあわせた枚数ですが、両者の内訳は不明です。ただNGC社の鑑定数を比べると、1810年銘が15枚に対し、1810/09年銘は6枚のみですから、おそらく本貨1810/09年銘の方が発行枚数は少なかったと思います。

さてこのコインについてです。
写真をご覧のように輝きが素晴らしく、セミ・プルーフライクといっていいと思います、おそらく初期の極印で打たれた個体でしょう。ウラ／オモテとも、まるで最近造られた金貨のようにきれいな金色に輝いています。刻印がわずかにセンターからずれて打たれておりますが、この時代のコインによくみられるアジャストメント・マークもなく素晴らしい状態です。打刻の圧もしっかりとしており、4/5番目の写真のようにオモテ面の王冠や紋章部分もはっきりと打たれています。

なお上記のようにNGC社によって本銘柄の1810/09年銘は6枚のみ鑑定されていますが、内訳は以下の通りです。

NGC-MS64：1枚　←ココです、単独最高鑑定
NGC-MS63：3枚　　
NGC-AU55以下：2枚（1枚の数字なしDetail鑑定を含む）

Standard Catalog of World coins 9^Th Editionによりますと、本貨1810/09年銘の価格ガイダンスは、MS60が1200ドル、MS63が2100ドルとなっています。

ここ１年ほどでブラジルの金貨もようやく値動きし始めました。「ときいろ」では昨年この銘柄の同状態を29.8万円で販売しましたが、当時の価格はほかの中南米コインに比べ随分と割安感がありました。この1年でブラジルの金貨も値上がりしてきましたが、それでも割安感は強いと思います。

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■サイズ：直径27ミリ、重さ約8.07グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGCの鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。

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■お支払いについて：本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。

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