□状態:NGC-MS65(FDC/完全未使用)
この銘柄は1950年から1970年にかけて発行されたペルーの100ソル大型金貨です。重量は46.8グラム、金の品位は90%ですから、一枚当たり約42グラムの金(純金に換算して約1.35オンス)を含んでいます。現在の金価格は1グラム当たり9,700円(2023年6月23日/税込み)ほどですので、地金価格だけで40万円以上にもなります。
このコインの注目すべき点は鋳造数の少なさです。全年号合わせても9万枚ほどと通常貨にしては異例の少なさです。また年号によっては1958年(101枚)、1952年(126枚)、1953年(498枚)など希少な年号もあり、そのような点でも収集意欲をそそられます。なお本商品の1965年は23,000枚発行されており最多年号です。
本年号はNGC社が過去200枚鑑定しており、鑑定分布は以下の通りです。
MS67: 4枚
MS66: 33枚
MS65: 70枚 ←ココです(ただし1枚のMS65+を含む)
MS64: 54枚
MS63以下: 39枚(4枚の数字なしDetails鑑定を含む)
ペルー100ソルは時代が新しいこともあり、状態の良いコインが多く残っています。本貨はMS65ですから真ん中あたりの状態です。
さてこのコインについてです。
この銘柄で大切なのは輝きです。もちろん摩耗やヘアライン、スレ、コキズなども価値を決める重要な要素ではありますが、「輝き」は鑑定会社の評価に含まれないので注意が必要です。すべての写真をご覧いただいてお分かりのように、本貨は打ち立てのようなに素晴らしい輝きです。同じMS65でもくすんですっかり輝きが失われてしまった個体もありますし、本貨のように輝きが美しくセミ・プルーフライクといってよい個体もあります、当然ながら輝きの優劣によって値付けは異なります。
本貨は拡大写真でお分かりのようにウラ/オモテともヘアラインや目立ったキズもありませんし、この銘柄の重要なポイントである女神の顔もきれいです。その点も含め、NGC社の鑑定MS65はややアンダーグレード(評価不足)ではないでしょうか。
ペルー100ソルは、最近の金価格上昇や割安感に注目したカイなどによって、オークション落札相場もじり高傾向にあります。まだ現代コインから脱し切れていない銘柄ではありますが、発行枚数の少なさやデザインの美しさという点で、今後期待ができるコインだと店主は思います。
■最寄りの郵便局に「局留め」で発送できます。ご希望の際は、ご注文画面の「お届け先の入力」欄に、留め置きを希望される郵便局の情報をご入力ください。郵便局で受け取る際は、荷物の追跡番号と、ご本人だと証明できるもの(住所などが記載されているもの)が必要になります。
■サイズ:直径37ミリ、重さ46.8グラム、金品位:90%
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
■ゆうパック、もしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
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