□状態:NGC-MS64(UNC+)
タイのラーマ世時代(在位1868年-1910年)に発行された中型の銀貨で、1913年から1918年まで6年間発行されました。年別の発行枚数は1913年(269万枚)、1914年(49万枚)、本貨1915年(500万枚)1916年(908万枚)、1917年(1434万枚)、1918年(384万枚)で、同時代のアジアの銀貨と発行枚数は同程度です。
さてこのコインですが、ご覧のようにオモテ/ウラとも状態が素晴らしく、NGC社の鑑定MS64以上に良い状態です。オモテはラーマ5世で、金色がかった落ち着いたトーンが均一に乗っています。ウラは3頭のインド象が描かれており、こちらも金色がかったきれいなトーンです。ご覧のようにヘアライン、摩耗、キズなどほとんどありません。
このコインの平均的な状態はMS61あたりですので、本貨はかなりの高鑑定です。以下はNGC社の鑑定分布ですが、鑑定総数400枚のうち本貨を上回るコインは8枚しかありません。
MS65: 4枚
MS64+: 4枚
MS64: 33枚 ←ココです
MS63: 94枚
MS62: 103枚
MS61以下:162枚
タイを代表するアンティークコインでは、ラーマ4世の金貨・銀貨がダントツの人気ですが、この銘柄もデザインが面白くそれに次ぐコインだと思います。時々市場に出てきますが、これほどの高状態のコインはめったにでてきません。ここ数年アジアコイン全体が値を上げていますので、これからこの銘柄も期待が持てると思います。お安いうちにいかがでしょう。
■サイズ:直径約30ミリ、重さ約15グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
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