□状態:NGC-MS67(FDC)
この銘柄はチリ共和国で1932年から1980年まで発行された中型の金貨です。重さは約20グラムですので、2/3オンスほどです。1932年は9300枚ほどしか発行されていませんが、その後は毎年10万枚から50万枚ほど発行されていて、本貨1962年銘の発行枚数は17.5万枚で並年号です。表面はチリの女神様、裏面はチリの紋章で向かって右には珍獣ウエルム、右側はコンドルです。発行枚数は上記のようにそこそこ多いですが、本貨のようにMS67ともなれば希少品です。以下NGC社の1962年銘の鑑定分布をご参照ください。
MS68:1枚
MS67:7枚 ←ココです
MS66:16枚
MS65:5枚
MS64以下:13枚
(総鑑定数43枚)
なお、全年号の鑑定分布は以下の通りです。
MS69:1枚
MS68:8枚
MS67:92枚 ←ココです
MS66:215枚
MS65:129枚
MS64以下:288枚
さてこのコインですが、ご覧のようにウラ/オモテともフロスト状(注)の素晴らしい状態です。摩耗はもちろんスレやヘアライン、キズなども見当たりません。
注)鏡面状ではなく、うっすらと表面に微細な粉末がかかったような、つや消し状態の輝きを指します。
おそらく造られてから一度も人の手に触れていないのではないでしょうか、現代コインではありますが、発行後すでに60年が経っています。欧米では100年経過がアンティークの基準だそうですが、この銘柄はこれから徐々にアンティークとしての価値が加わってゆくことになります。さらに本貨は状態も素晴らしく将来の出世候補だと思います。なお本貨はJose Miguel Barros Franco氏の収集品です。
■サイズ:直径約31ミリ、重さ約20.3グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っています。真贋は同社によって保証されていますのでご安心ください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
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