□状態:PCGS-MS61PL(AU+)
1788年にメキシコシティで発行された8レアル銀貨(KM-106.2a)です。状態はMS61ですから未使用というわけではありません。ご覧のようにカルロス3世の頬には少しキズもありますし、オモテのフィールド部分にもキズはあります。
でもPL鑑定は激レアです。
PCGSは1732年から1821年にかけメキシコで発行された8レアル銀貨を2703枚鑑定していますが、そのうちPLと鑑定した個体は本貨を含め4枚(注)しかありません。もちろん1788年銘は本貨一枚のみで、店主は国内で見た記憶がありません。
注)4枚の内訳は以下の通りです。
1. 1779年カルロス3世: PCGS-PL62
2. 1788年カルロス3世: PCGS-PL61 ←本貨です
3. 1808年カルロス4世: PCGS-PL63
4. 1779年フェルディナンド7世: PCGS-PL64
なおNGC社は同時代の8レアルをPCGS社より多く鑑定していますが、うちPL鑑定の個体は8枚しかありません。
ここのところ金貨銀貨とも、PL評価の個体は急速に人気を高めています。プルーフは人為的に造られますが、PL貨は「通常の刻印で打たれた個体のうち、ごく初期に造られた」という偶然によって生まれます。人為的に造られたものではないので、希少性という点ではプルーフ貨以上かもしれません。本貨の評価はMS61にとどまりそれなりにキズはありますが、ご覧のようにPLという評価にふさわしく、オモテ/ウラとも鏡面状に輝いています。またさらに世界的に希少な銀貨の相場は上がっていますので、その点からも期待が持てると思います。
店主は「PCGS/NGCのPL鑑定コイン」は、今後人気化すると思います。
■サイズ:直径約37ミリ、重さ約27.1グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社である社の鑑PCGS定済みケースに入っています。真贋は同社によって保証されていますのでご安心ください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
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