□状態:NGC-AU53(EF-)
ラーマ4世(在位1851年-1868年)時代にタイで発行された大型の銀貨です。ラーマ4世時代に発行された銀貨としては4バーツに次ぐ大型サイズの銀貨です。オモテ面はチャクラ(サンスクリット語でいう輪形)の中にゾウさんが描かれた人気のコインです。
写真のようにオモテはフチに摩耗が見られますし、ゾウさんのミミや腰あたりも摩耗しています。ウラは中央にある王冠と日傘の部分に少し摩耗が見られますが、フィールド部分はきれいで、全体としてはNGCの評価AU53は妥当ではないでしょうか。
NGCは本銘柄を178枚鑑定していて、内訳は数字アリが137枚、数字が付かないDetail(瑕疵あり)評価が41枚です。AU55以上に評価される個体はMS66(2枚)を頂点にAU55まで112枚ありますので、本貨AU53は数字アリの中では下の方です。状態は決して良くはありませんが、この銘柄自体、この時代に発行された数少ないアジア大型コインとして人気があります。発行枚数は不明ですが、NGC社の総鑑定数178枚から考えると、決して多くは作られていないでしょう。タイの経済はこれからも成長すると予想でき、今後さらに人気化するコインだと店主は思います。
■サイズ:直径約37ミリ、重さ約30グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っております。真贋は同社によって保証されておりますのでご安心の上お買い求めください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
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