□状態:NGC-MS66(FDC)
大正8年(1919年)に発行された明治新20円金貨です。発行枚数は約150万枚で、大正6年の約620万枚、同7年の約310万枚に比べると少ないですが、特年(注)ではなく、この銘柄にしては平均的な発行枚数です。
注)特年は発行枚数や残存枚数が少ない年のことです。明治新20円では昭和5年と6年が特年で、両年あわせ1800万枚以上が発行されましたが、世界恐慌で為替相場が大きく揺れ、新20円金貨は海外に流出しその大半が溶かされたといわれています。状態が良ければ両年銘とも1000万円近い値を付けます。
さてこのコインですが、ご覧のようにNGC社の評価でMS66です。NGC社は大正8年銘を32枚鑑定していますが、上位ランクは以下の通りです。
MS67: 2枚
MS66+: 1枚
MS66: 9枚 ←ココです
MS65: 13枚
MS64以下: 7枚
拡大するとウラ面の額面表示(二十円)の向かって左側に細かいキズがいくつか見えますが、オモテ・ウラともにオリジナルの輝きを残していて、NGC社の評価は妥当なところでしょう。
■サイズ:直径約28.8ミリ、重さ約16.67グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っております。真贋は同社によって保証されておりますのでご安心の上お買い求めください。
■ゆうパックまたはクロネコヤマでお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みでお受けしております。
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