□状態:PCGS-MS66(FDC-)
1961年銘の鋳造枚数は6,000枚以上で、ペルー100ソルの中では平均的な年号です。状態はMS66ですので同年号の中では最高鑑定であるMS67に次ぐ好状態です。なおPCGS社によりますと、1961年銘のグレード別鑑定数は以下の通りです。
・MS67:4枚
・MS66+:1枚
・MS66:7枚
・MS65以下:9枚
ときいろで、このペルー100ソルの1961年銘をお売りするのは2度目で、前回は昨年(2019年)の年末だったと記憶しておりますが、その際に店主がつけた紹介文は以下の通りです。
『この銘柄は鋳造されてから60年以上経っており、そろそろアンティークコインとしての価値が出てくるのではないかと思います。一枚当たり約42.1グラムの金を含みますので、現在(2019年12月2日)の金の地金としての価値(1グラム当たり約5,680円)だけで24万円ほどにもなります。』
現在の金価格はすでにグラム当たり約7,042円(2020年11月11日現在、税込み)ですので、このコインの地金価格は当時の24万円から29.6万円ほどになっている計算です。さらに上記のような希少価値の上昇という要素も加わり、足元でのこのコインの相場上昇は目を見張るものがあります。
今年(2020年)10月に日本国内で開かれたオークションで、年号は違いますが1951年銘(NGC-MS66の評価)が手数料込み約64万円の高値で落札されました。なお1951年の発行枚数は8241枚で、本貨1961年銘(同6982枚)より少し多いです。
今回の価格設定は495,000円とさせていただきます。昨年販売時点の335,000円より随分と高くせざるをえず誠に心苦しいのですが、買い付け価格の上昇や相場上昇もあり、やむをえません。でも店主はまだまだこのコインは評価見直しの途上にあると思います。
■サイズ:直径約37ミリ、重さ約46.8グラム、金品位90%
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるPCGS社の鑑定ずみケースに入っております。真贋は同社によって保証されておりますのでご安心の上お買い求めください。
■ゆうパック「セキュリティ」でお届けします。
■お支払い:本商品は銀行振り込みでのみ、お受けしております。
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