□状態：NGC-Ch AU/Strike5/5,Surface4/5
ビザンツ帝国の1028-1034年、ロマヌス3世（アルギュロス）皇帝の統治下に発行されたソリダス金貨です。ビザンツのソリダスにキリストの肖像が描かれるのは、店主が知る限り7世紀のユスティニアヌス時代からで、その後キリストはしばしばソリダス金貨に描かれてきました。
このコインもオモテ面が玉座に座ったイエス・キリストです。キリストが描かれたソリダスは人気があり高値を付ける傾向にありますが、この銘柄は比較的安価で入手できるコインです。裏面は聖母マリアとロマヌス3世が並んで立っており、向かって左の背の低い人物がロマヌス、その頭に手をやっている女性（向かって右）が聖母マリアです。
状態はCh AUで、これはAUの1ランク上に相当します。写真をご覧いただいてお分かりのように、拡大するとキリストの顔がハッキリとみえ、Surfaceは4/5ですが、ソリダスによくみられるネガティブ・コメントも記載されておらず、全体として大変良い状態のコインです。キリストとマリアが描かれたソリダスは数種ほどしかありませんので、お好きな方いかがでしょう。
■サイズ：直径約22〜23ミリ、重さ約4.43グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っております。真贋は同社によって保証されておりますのでご安心の上お買い求めください。
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