『触れて楽しむ古代コインシリーズ』
「ときいろ」では鑑定会社のケースに入っていない古代コインを、『触れて楽しむ古代コインシリーズ』として順次アップしてまいります。2000年以上前の古代人が実際に手に取り使ったコインを、皆さまにも手で触れお楽しみいただければ幸いです。
なお古代のコインは造られてから既に2000年以上経過しており、その間さまざまな人たちに使われ、触れられながら現代の私たちに引き継がれております。もちろん丁寧にお取り扱いいただく必要はありますが、多少手で触れてもさらに劣化が進むことはほとんどありません。
ご購入後はどうぞ実際にお手に触れていただき、古代の手触りをお楽しみください。きっと鑑定会社のケース入りコインでは味わえない、コインの重量感をお楽しみいただけると思います。
「古代マケドニア、アレキサンダー大王(在位BC336-323年)統治下で発行された貨テトラドラクマ銀貨」
□状態:XF(極美品)なお鑑定会社のケースに入っていませんのでご注意ください。
古代マケドニアのアレキサンダー大王時代に鋳造されたテトラドラクマ銀貨です。
造られた年は明確になっていませんが、おそらくアレキサンダーの生存末期から死の直後にかけて、シデ(都市名)で造られたと考えられます。
表面はヘラクレスですが、アレキサンダー自らをモデルにして描かれていると考えられています。かぶっているのはライオンの頭部でこしらえた帽子で、これはアレキサンダーが勇猛なライオンを好んだからです。裏面はマケドニアの守護神であるゼウスの座像が描かれています。
写真でもお分かりのように、このコインは厚みがあり大変立体的に造られています。鋳造されてからすでに2200年以上が経っており、歴史的にも興味深い資料ではないでしょうか。出土品、伝世品あわせ多数の個体が現在でも残っており稀少性はさほどありませんが、2200年も前の遺物がこの程度の価格で手に入るのは驚きです。皆さまも是非紀元前の先人が残した遺物を、お手元に置いて楽しんでみてください。
なおこのコインはXF(極美品)程度の状態です。ケースに入っていない、いわゆる「裸のコイン」として手に触れてお楽しみいただくには、ほどよい状態です。なぜならあまりに状態が良すぎると、手で触れるのがはばかられますし、逆に状態が悪すぎるとヘラクレス(アレキサンダー)の図柄を楽しむことができませんので・・
■サイズ:直径約27ミリ、重さ約17.04グラム
■なお上記のようにこのコインは鑑定会社のケースに入っておりませんが、もちろん本物であることを保証します。万一偽物だった場合は無期限に返品をお受けいたしますので、どうぞご安心下さい。
■ゆうパックでお届けします。
■お支払い:本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
【お願い】掲載している写真のコピー・転用は固くお断りします。