□状態:NGC-MS63
イギリスは1600年代に入り東インド会社を組織しインドに進出しました。彼らはインドで貿易を行うため独自のコインを鋳造しましたが、かならずしもその貨幣政策は順調に進んだわけではありませんでした。インド進出初期のころは現地の模倣貨などを鋳造し使用していましたが、同地でのイギリスの存在感が高まるとともにムガル皇帝から正式な許可受けコインを鋳造するようになります。
この金貨はイギリス東インド会社が南部インドのマドラスで鋳造した1パゴダ金貨です。表面に二人の従神を伴ったヴェーンカテシュヴァラ神の立像がデザインされていることから「スリー・スワーミー・パゴダ」と呼ばれています、裏面はこの時代のパゴダと同じくざらざらした無デザインです。
なおこのコインは同時代の他のパゴダ金貨に比べ希少性が高く、フリードバーグカタログ(9th Edition)ではVF-EF程度のものが750ドルと評価されています。
■サイズ:直径約10ミリ、重さ約3.4グラム
なおアメリカの2大コイン鑑定会社のうち1社、NGC社の鑑定済みケースに入っています。真贋はNGC社によって保証されていますのでご安心ください。
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