状態:NGC‐MS67(FDC/完全未流通)
世界初の株式会社といわれるオランダ東インド会社の設立は1602年ですが、同社は今のインドネシアを主な拠点としながら、インドでも交易をおこないました。このコインは南インドにあった同社の拠点(Negapatnum=ナーガパタム)で発行された1パゴダ金貨で、ポルト・ノヴォ・パゴダ(Port Novo Pagoda)とよばれています。なおデザインは14世紀からインドで造られてきたパゴダ金貨を踏襲しています。
オモテ面はヒンドゥー教の神様ヴィシュヌ神の単神像で、ウラはザラザラした凹凸状で、パゴダでしばしばみられるデザインです。状態はNGC社の評価でMS67と極めて良い状態です。
NGC社はこの銘柄を39枚鑑定していますが、内訳は以下の通りです。
MS67:3枚 ←ココです(最高鑑定)
MS66:10枚
MS65:10枚
MS64:2枚
MS63:7枚
MS62以下:7枚(2枚の数字なしDetail評価を含む)
なおNGC社はこの銘柄を含み、1600年代から1800年代までオランダ東インド会社で発行されたパゴダ金貨を168枚鑑定していますが、うち上位鑑定は以下の通りです。
MS67:3枚 ←ココです(最高鑑定)
MS66:11枚
MS65:19枚
MS64:30枚
MS63:37枚
したがって本貨はオランダ東インド会社のパゴダすべての中でも最高鑑定です。
さてこのコインについてです。
このコインの特徴はオモテの輝きです。1から5番目の写真をご覧いただいてお分かりのように、オモテ面のフィールド部分がプルーフライクのように鏡面状に輝いています。おそらく初期の刻印で打たれたものではないでしょうか。小さいコインですがずんぐりしていて神様もかわいく見えます。おそらく作られてから一度も使われずに保管されてきたのではないでしょうか。
直径1センチほどのちっちゃな金貨ですが、その中に人を救うために降り立った化身、ヴィシュヌが神々しく描かれています。手に入れられたら是非ルーペで覗いてみてください。
少し値が張りますが、それだけ価値のある高状態です。
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■サイズ:直径10ミリ、重さ約3.4グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っております。真贋は同社によって保証されておりますのでご安心の上お買い求めください。
■ゆうパック、もしくはクロネコヤマト便でお届けします。
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