カンボジア1847年、1ティカル銀貨KM-36厚手型-オンラインショップ「ときいろ」

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カンボジア1847年、1ティカル銀貨KM-36厚手型

カンボジア1847年、1ティカル銀貨KM-36厚手型

製造元
商品コード	414-6

418,000 円（税込）

SOLD OUT

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□状態：NGC-XF45（VF+/美品+）

カンボジアのアン・ドゥオン王（1840年-1860年）時代、1847年に発行された1ティカル銀貨です。このコインは同国で発行された最初期かつ最高額面です。面白いことに同時期にKM-36とKM-37二種類の1ティカル銀貨が発行されています。いずれもオモテに「ハンザ」と呼ばれる鳥が、ウラにはアンコール・トムが描かれていますが、本貨KM-36は厚づくり（直径30ミリほど、重さ15.3グラムほど）、KM-37は薄手に造られています（直径は35ミリほど、重さ14.2グラムほど）。なお市場への出現頻度はKM-36のほうが少なく、KM-36が1枚に対してMS-37が2枚といったところです。カタログ価格にもこの比率が反映されており、Standard Catalog of World coins の評価は以下の通りです。

・厚手（本貨）KM-36: XF40⇒575ドル、MS60⇒1000ドル
・薄手KM-37: XF40⇒475ドル、MS60⇒900ドル
（注：いずれもカタログ発行時点の価格です）

なお、本貨のケースにはCS1209(1848)と印字されていますが、これはCS1208(1847)の間違いです。

さてこのコインについてです。
この銘柄は長期にわたって使われてきたこともあり、多くの個体は摩耗が進んでいます。この個体もある程度の摩耗は見られますが、オモテ/ウラとも目立ったキズやスレは見えません。ウラのフィールド部分（アンコール・トムの周辺部分）に変色が見られますが、これは時代の経過による自然なもので欠点ではありません。本貨に対するNGC社の評価はXF45ですが、店主はややアンダーグレード（評価不足）だと思います。

この銘柄（KM-36）は状態の良いものが少ないのですが、NGC社の鑑定数実績をみても、総鑑定数45枚のうち約半分の22枚は数字なしのDetail鑑定です。内訳は以下ご参照ください。

MS65：1枚
MS64：2枚
MS63：1枚
MS62：1枚
MS61：1枚
AU58：3枚
AU55：2枚
AU53：4枚　　
AU50：3枚　　
XF45：3枚　　←ココです
VF：3枚　　
ほかに数字なしDetail鑑定が22枚あります。

上記のように本貨XF45は決して高鑑定ではないですが、それでもこの銘柄に関しては、数字が付いていればマズマズの高評価です。

近年のアジアコインの相場上昇によってこの銘柄も足元で急騰しています。3年ほど前ならこの状態の個体が5万円ほどで入手できたものですが、とてもではありませんが今はその値で入手できません。アジアの国が独自に発行した最初期のコインですし、図柄も面白く人気化する素質は十分です。なお、店主はこの銘柄（厚手型KM-36）の出品事例を調べてみましたが、ここ１年国内の大手オークションでは一枚のみ、その個体も「歪みあり」のDetail鑑定でした、「ありそうでなかなか見つからない」のがこの銘柄です。

一方で薄手型（KM-37）は毎回1-2枚出てきます、先日（2023年6月）に国内で開かれたオークションで、薄手型（KM-37）のNGC-AU55が総支払額ベース55万円強で落札されています。

■最寄りの郵便局に「局留め」で発送できます。ご希望の際は、ご注文画面の「お届け先の入力」欄に、留め置きを希望される郵便局の情報をご入力ください。郵便局で受け取る際は、荷物の追跡番号と、ご本人だと証明できるもの（住所などが記載されているもの）が必要になります。
■サイズ：直径30ミリ、重さ約15.26グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGCの鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。

■ゆうパック、もしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて：本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。

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