□状態:NGC-MS66(FDC/完全未使用)
インドネシアで1974年に発行された大型の10万ルピア金貨(KM-41)で、オモテはインドネシアの固有種コモドドラゴンです。コモドドラゴンはトカゲの一種でコモドオオトカゲとも呼ばれ、テレビなどで時々見ますが体長3メートルほどにもなる巨大なトカゲです。
インドネシアのコインといえば、独立25周年を記念して発行された10枚の金貨・銀貨セットが人気化していますが、この銘柄はそれに次ぐ人気コインです。発行枚数はわずか5333枚です。
重さは33.44グラムで金品位は90%ですから、一枚当たりの金含有量は1オンスです。現在の1オンス地金コイン(メイプルリーフ金貨)の店頭売価は31.8万円ほど(2023年5月14日現在)ですから、今のところさほど希少価値が乗っているわけではありません。でもデザインも面白く発行枚数も少ないので今後人気化する可能性があると思います。なおこの銘柄は5333枚発行の通常貨に加え、1369枚発行のプルーフ貨もありますので、セットで持たれるとなおいいでしょう。
さてこのコインですが、オモテのドラゴンの上にごく薄い金サビがありますが、気になるレベルではありません(表紙の写真でご確認ください)。通常貨ですのでプルーフ貨ほどの光沢感はありませんが、MS66の評価通り、スレや摩耗・キズはなく全体的に好ましい状態です。なおNGC社はこの銘柄を195枚鑑定しており内訳は以下の通りです。本貨MS66はまん中当たりの評価です。
MS69: 3枚
MS68: 31枚
MS67: 47枚
MS66: 40枚 ←ここです
MS65: 16枚
MS64: 21枚
MS63以下: 37枚(24枚の数字なしDetails鑑定を含む)
過去のコイン相場の価格推移を振り返りますと、「経済成長性」と「貧富の格差」が、その国のコイン相場と密接な関係にあることがわかります。アジアはじめインドネシアはその点で今後有望だと店主は考えております。またこの地域は西洋基準のコイン発行の歴史が浅く、本貨のような現代コインでも、独立25周年コインのように、デザインと発行枚数次第では人気化する可能性があると考えています。
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■サイズ:直径約33.5ミリ、重さ33.44グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社NGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
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