□状態：NGC-MS61（AU）
ミャンマーで1852年に発行された同国最初期の中型銀貨です。なおこの銘柄は1852年の単年発行です。直径は31ミリほどしかありませんが、この時代に同国で発行された一番大きな銀貨です。この時代は貨幣経済がまだ発達していなかったので、大型コインのニーズが小さかったのだと思います、また同時代のイギリス領インドとサイズを合わせた面もあったのでしょう。
NGC社はこの銘柄を1098枚鑑定しています。鑑定分布は以下の通りです。
MS66: 1枚
MS64: 7枚
MS63: 10枚
MS62: 24枚
MS61: 20枚 ←ココです
MS60: 2枚
AU58: 50枚
AU55: 68枚
AU53: 34枚
AU50: 42枚
XF45: 58枚
XF40: 51枚
VF : 40枚
数字なしDetail判定：691枚
上のように本貨MS61は上位62位（上位5.6％以内）に入る高鑑定コインです。店主も何度か経験しましたが、この銘柄を鑑定に出すと半数以上は数字なしのDetails鑑定で戻ってきますし、たとえ数字が付いてもMS60以上の数字が付くことは稀です。
さてこのコインですが、ご覧のように一般的な感覚では決して良い状態とは言えませんが、この銘柄にしては十分な高状態です。この銘柄は保存状態が悪かったせいか、大半の個体は強く洗浄されたりサビが付いたりしていますが、本貨のように大きな欠点が無いというだけでも希少なコインです。デザインも面白くアジアで人気がある銘柄ですので、お安いうちにいかがでしょう。
■サイズ：直径約31ミリ、重さ約11.7グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて：本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
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