□状態:NGC-PF67 CAMEO(FDC)
このコインはオランダ領東インドで1945年に発行された2.5セントの金打ちのプルーフ貨(KM-Pn34)で、とてもレアなコインです。オランダ領東インドは現在のインドネシアを中心とした地域に、オランダが持っていた植民地です。
このコインのオリジナルは、1856年から1945年にかけ発行された2.5セント銅貨ですが、本貨はその長寿コインを記念して1945年に造られたオフ・メタルコインです。本貨の素材は金ですが、このようにもともとのコインがあり、その素材だけを変えて打たれたコインをオフ・メタル(Off-Metal)と呼びます。なお「写真4」をご覧いただけるとお分かりのように、本貨にはシリアルナンバーとして“30”の数字が打たれています。総発行枚数は不明ですが、店主はこの銘柄で500番台の番号を見たことがありませんので、おそらく発行枚数は500枚ではないでしょうか。なおNGCによる鑑定総数は14枚のみです。
さてこのコインですが、NGC社の評価PF67 CAMEOの数字が示すように流通痕やキズはなく、プルーフ貨にありがちなヘアラインもほとんどありません。ただオモテ面のフィールド部分にわずかな曇りがあります。その曇りがよくわかるように写真を撮っていますので、2、3番目の写真でご確認ください。なおNGC社のCAMEOは、ヘアラインがほとんどない、カメオ状の美しいプルーフ貨に与えられるプラスの評価です。
なおNGC社の本貨の鑑定分布は以下の通りです。
PF68: 3枚
PF67: 8枚 ←ココです
PF66: 5枚
PF65: 4枚
PF63: 1枚
(鑑定総数21枚)
近年アジアのコインは全般的に値上がりしています、特に発行枚数が少ないものや、状態が良いコインは値上がり傾向が強いです、本貨は状態も良いですし発行枚数が少なく、今後有望なコインだと店主は思います。
■サイズ:直径約30ミリ、重さ約13.1グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
【お願い】掲載している写真のコピー・転用は固くお断りします。