アンナン、嗣徳通宝（1848-1883年）7銭大型銀貨、NGC-AU55-オンラインショップ「ときいろ」

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アンナン、嗣徳通宝（1848-1883年）7銭大型銀貨、NGC-AU55

アンナン、嗣徳通宝（1848-1883年）7銭大型銀貨、NGC-AU55

製造元
商品コード	370-6

1,480,000 円（税込）

SOLD OUT

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□状態：NGC-AU55（EF）

このコインはアンナン（現在のヴェトナム）で造られた大型の銀貨です。嗣徳通宝はベトナム阮朝の第四代皇帝だった嗣徳（Tu Duc在位1848-1883年）時代に発行されたコインです。他のアンナンの金貨・銀貨と同様に、このコインもメダル的な性格を持っていました。

アンナンはフランスの植民地になっていたこともあり、アジアとしては珍しく、1800年代初頭から西洋基準の大型銀貨を造っていました。但し、このコインは庶民が一般に使用したものではなく、贈呈などの用途でごく僅かに造られたものです。しかも第二次世界大戦終結以降、フランスが撤退する折にその大半が持ち出されたうえ溶解されたと考えられ、このコインは現在ほとんど残っておりません。わずかに残されたコインも大半は首からかけるため上下に穴があいています。穴あけを免れたとしても多くは磨きや洗浄痕があって、鑑定会社のケースにおさまり且つ数字が付くものはとても希少です。

「ときいろ」でも過去何枚かアンナンの金貨・銀貨を販売してきましたが、ここ数年みられる市場価格の上昇により入手も難しくなってきました。特に大型銀貨の人気が高く、今年5月（2022年5月）香港で開かれたオークションでは、アンナンの嗣徳通宝5銭銀貨のPCGS-MS63が60,000ドルで落札されました、手数料・税込みの総支払額は、当時の為替レートでも1000万円以上にもなります。数字が付かない個体も相場は上昇し、同オークションで嗣徳通宝7銭銀貨のPCGS-UNC Details/Tooled（注）が8000ドルで落札されています、当時の為替レートで総支払額は140万円近くにもなりました。

注）Tooledは加工修正された状態を意味します。度合いにもよりますが欠点の度合いとしては、比較的大きいことが多いです。

さてこのコインですが、ご覧のようにこのコインはNGC社によってAU55と鑑定されています。この銘柄にありがちなスクラッチ（ひっかきキズ）やスレもなく、アンナン大型銀貨にしてはかなり良い状態です。上記のようにアンナンの大型銀貨は大半がDetail評価の数字なしですが、本貨はしっかりと数字が付いた希少なコインです。なおNGC社によって本銘柄は9枚鑑定されていますが、分布は以下の通りです。

MS63: 1枚
MS62: 2枚
MS61: 1枚
AU55: 4枚　　←ここです
EF45: 1枚

なお上記のように、この銘柄はNGC社によって9枚しか鑑定されていません、たとえば同時代のおとなり中国コインをみると、レアな銘柄でも100枚以上も鑑定されていますので、アンナンの大型銀貨の稀少性がわかります。

アンナンはアジアでは珍しく、すでに1800年代の初頭からこのような世界基準の大型銀貨が発行されました。近年、中国コイン高騰によって、1800年代終盤から1900年代前半に造られたアジア諸国のコインに見直し買いが入りつつあります。本貨もアジア最初期の大型銀貨で希少性が高く、これからさらに注目を集めるのではないでしょうか。

なお、本貨はNGC社の大型ケース（通称「げた」）に入っており、ケースのサイズは縦162ミリ、横122ミリほどあります。

■サイズ：直径約53ミリ、重さ26.5グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心の上お買い求め下さい。

■ゆうパック「セキュリティ」でお届けします。
■お支払いについて：本商品は銀行振り込みでお受けしております。

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