□状態:NGC-AU55(EF)
ラーマ4世(在位1851年-1868年)時代にタイで発行された大型の銀貨です。NGC社のラベルには1860年と印字されていますが、これは1863年の誤りです。ラーマ4世時代に発行された銀貨としては4バーツに次ぐ大型サイズの銀貨です。オモテ面はチャクラ(サンスクリット語でいう輪形)の中にゾウさんが描かれた人気のコインです。
写真のようにオモテ/ウラとも落ち着いたグレーのトーンが均一に乗っており、好感が持てるコインです。人の手が加わった痕跡もなく、摩耗やキズも少ない特に欠点のない良いコインです。
NGCは本銘柄を185枚鑑定していて、内訳は数字アリが144枚、数字が付かないDetail(瑕疵あり)評価が41枚です。AU55以上に評価される個体はMS66(1枚)を頂点にAU55まで119枚ありますので、本貨AU55は数字アリの中では下の方です。数字の評価は決して良くはありませんが、キズが少なくムラのないトーンには好感が持てますし、数字以上に評価されていいでしょう。この銘柄自体、この時代に発行された数少ないアジア大型コインとして人気があります。発行枚数は不明ですが、NGC社の総鑑定数185枚から考えると、決して多くは作られていないでしょう。タイの経済はこれからも成長すると予想でき、今後さらに人気化するコインだと店主は思います。
■サイズ:直径約37ミリ、重さ30グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心の上お買い求め下さい。
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