アンナン、嗣徳通宝1/4両（2.5銭）銀貨、高鑑定MS63-オンラインショップ「ときいろ」

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アンナン、嗣徳通宝1/4両（2.5銭）銀貨、高鑑定MS63

アンナン、嗣徳通宝1/4両（2.5銭）銀貨、高鑑定MS63

製造元
商品コード	342-4

1,480,000 円（税込）

SOLD OUT

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□状態：NGC-MS63（UNC）

本貨はアンナン（現在のヴェトナム）で発行された中型の銀貨です。

アンナンはフランスの植民地になっていたこともあり、当時のアジアとしては珍しく西洋基準の丸い銀貨や金貨を造っていました。但し、この時代の金貨や銀貨は庶民が一般に使用したものではなく、贈呈などの用途でごく僅かに造られたものです。しかも第二次世界大戦終結以降、フランスが撤退するおりにその大半が持ち出されたうえ溶解されたと考えられ、現在ほとんど残っておりません。わずかに残されたコインも大半は首からかけるため上下に穴があいています。穴あけを免れたとしても多くは磨きや洗浄痕があって、このコインのように鑑定会社のケースにおさまり且つ数字が付くものはとても希少です。

このコインは中型の2.5銭銀貨（1/4両）、1両は10銭ですので1/4両は2.5銭になります。中型の銀貨ではありますが、ご覧のようにNGC社の鑑定でMS63の数字が付いています。なおNGC社の鑑定分布によりますと、この銘柄の数字付コインは9枚のみ、内訳はMS66が1枚、MS64が1枚、そしてMS63が本貨をふくめ2枚で、あとはMS61が3枚、AU55が1枚と続きます。

オモテ面は人気の龍図で、龍の周辺には「龍雲契會」と刻印されています。この「龍雲契會」は「龍の形をした雲（吉兆です）との出会い」を祈念した言葉ではないでしょうか。

さてこのコインですが、このコインの特徴はなんといってもシャープに打たれた文字や絵の出来栄えです。オモテ面の「龍雲契會」の文字は均一の打圧で打たれており、どこをとっても弱打ちの部分がありません。拡大写真でおわかりのように、全体に摩耗もほとんど見られず、龍のウロコも一枚一枚レーザーシャープです。ウラ面も同様に適度かつ均一の打圧で打たれていますし、オモテ面同様、摩耗やヘアラインもみえません。またウラ／オモテともアンナンのコインによくみられる洗浄や磨きの跡もありません。おそらく発行されてからほとんど人の手に触れられることなく伝えられてきたのではないでしょうか、NGC社評価MS63以上に良いコインだと思います。

ここのところインド、ミャンマー、カンボジア、タイなど、1800年代後半のアジアコインの相場水準は大幅に訂正された観がありますが、いちはやく値上がりしたアンナンのコインも相変わらず人気を集めています。本貨は中型コインではありますが、しっかりと数字が付いた希少なコインで、状態も素晴らしく持っておかれてソンはないでしょう。なお今年（2022年）5月に香港で開かれたオークションで、嗣徳通宝の5銭銀貨（PCGS-MS63）が60,000ドルで落札されています、総支払額ベースで1100万円ほどになりました。

■サイズ：直径約36ミリ、重さ約9.34グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っています。真贋は同社によって保証されていますのでご安心ください。

■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて：本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。

【お願い】掲載している写真のコピー・転用は固くお断りします。