□状態:NGC-MS66(FDC)
世界初の株式会社といわれる東インド会社の設立は1602年ですが、同社は今のインドネシアを主な拠点としながら、インドでも交易をおこないました。このコインは南インドにあった同社の拠点(Negapatnum=ナーガパタム)で発行された1パゴダ金貨で、ポルト・ノヴォ・パゴダ(Port Novo Pagoda)とよばれています。なおデザインは14世紀からインドで造られてきたパゴダ金貨を踏襲しています。
オモテ面はヒンドゥー教の神様ヴィシュヌ神の単神像で、ウラはザラザラした凹凸状で、これはパゴダでしばしばみられるデザインです。状態はNGC社の評価でMS66と極めて良い状態です。同社の鑑定分布によりますと、総鑑定数34枚中、MS67(3枚)に次ぐ高評価(なおMS66は9枚あり)です。「ときいろ」では昨年、同銘柄の同状態パゴダをお売りしたことがありますが、今回はそれ以来の一枚です。最近このコインも人気が出てきました。
このコインの特徴はオモテの輝きです。表紙写真や5番目の写真をご覧いただいてお分かりのように、オモテ面のフィールド部分がプルーフライクのように鏡面状に輝いています。おそらく初期の刻印で打たれたものではないでしょうか。小さいコインですがずんぐりしていて神様もかわいく見えます。
■サイズ:直径約11ミリ、重さ約3.4グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
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