明治28年、一円銀貨MS65高鑑定-オンラインショップ「ときいろ」

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明治28年、一円銀貨MS65高鑑定

明治28年、一円銀貨MS65高鑑定

製造元
商品コード	323-8

430,000 円（税込）

SOLD OUT

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□状態：NGC-MS65（UNC-FDC）

明治28年に発行された、高鑑定の一円銀貨です。

昨年一円銀貨は随分と値を上げました。店主のようにずっと前から円銀をみてきた者にとって、この円銀の相場上昇は驚きでした。おそらく中国コインに引きずられる形で円銀も値を上げたのだと思います。よく「岡目八目」などと言いますが、中国人から見るとお隣の国の円銀は随分と安く見えたのでしょう。この中国人の強い買い意欲をみて、日本人コレクターも初めて円銀の安さに気が付いたのではないでしょうか。特に状態の良い円銀やプルーフライク貨は値上がりし、昨年以降の相場は4-5倍にもなった印象です。なお最新の「日本貨幣カタログ2022年版」によりますと、明治28年の未使用が5万円、完全未使用が10万円でしたが、来年もこのカタログは訂正が必要になりそうです。

それでも円銀は、近隣アジアの大型銀貨に比べると著しく出遅れていると店主は思います。中国の清朝末期の大型銀貨（「7銭2分銀貨」）なら、美品（XF45）程度の並年コインでも50万円ほどはしますし、未使用級（MS63）程度なら並年でも200万円ほどの値を付けます。アジア近隣国の大型銀貨も相場上昇中です。

さてこのコインですが、ご覧のようにオモテ（龍）／ウラ（一円）とも使用感はなく、発行されてから一度も使用されていないのではないかと思います。両面とも落ち着いた輝きが美しく、特にオモテ面はむらなく均一な光沢があります。ウラ面の「一円」文字の右側にごくわずかなバッグマーク（注）はありますが、円銀のなかでは稀な状態です。

注）バッグマーク：出来上がったコインを輸送する際に入れる袋の中で、コイン同士がぶつかり合うことによってできるキズ。

なおNGCによって本貨（明治28年）は418枚鑑定されていますが、鑑定分布は以下の通りです。

MS67:4枚
MS66:3枚　
MS65+:2枚
MS65:9枚　　←ココです
MS64:19枚
MS63:81枚
MS62:122枚
MS61以下:178枚

注）なお上記は数字アリですが、これ以外にも数字が付かない個体が225枚あります。

従って本貨は35枚に一枚の高鑑定ということになります、明治28年は2000万枚以上発行された「並年号」ですが、それでもMS65は希少です。近ごろ円銀は人気化しており、コイン商の店頭や催事でも、高鑑定の鑑定済みコインはメッキリ出てこなくなり相場も随分と上がりました。それでも周辺アジアの貿易銀に比べれば、まだまだ割安感が強いと思います。

■サイズ：直径約38.1ミリ、重さ約26.96グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っています。真贋は同社によって保証されていますのでご安心ください。
■ゆうパック「セキュリティ」でお届けします。
■お支払いについて：本商品は銀行振り込みでお受けしております。

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