□状態:ANACS-EF45(VF)
このコインは中世(AD1000年-1300年前後)のスリランカで発行されたカハバヌ(Kahavanu)金貨の1スターテルです。
当時インド南部にあったチョーラ朝の王様ラージャラージャ1世(在位985年-1016年)は、西暦993年スリランカに侵入しましたが、その後、息子ラージェンドラ1世(在位1012年-1044年)の時代、1017年までにチョーラ朝はスリランカの征服を終えています。本貨はチョーラ朝によってスリランカが支配されていた993年から1070年にかけ、スリランカで発行された金貨です。
このコインの様式は古代インド・グプタ朝で発行されたディナールの影響を受けているように見えますが、両面とも王様の像が描かれている点など、スリランカ独自の発展もうかがえます。スリランカのカハバヌ金貨が市場に出てくることは稀ですが、本貨のように鑑定済みコインはさらに希少です。ここのところインドの金貨の再評価が進んでいますが、スリランカの金貨も同様の動きになると思いますので、お安いうちにいかがでしょう。
■サイズ:直径約19ミリ、重さ約4.4グラム
■本貨は、アメリカで最も古い鑑定会社であるANACS社の鑑定済みケースに入っています。真贋は同社によって保証されていますのでご安心ください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
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