明治35年一円銀貨、MS64高鑑定-オンラインショップ「ときいろ」

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明治35年一円銀貨、MS64高鑑定

明治35年一円銀貨、MS64高鑑定

製造元
商品コード	313-1

243,000 円（税込）

SOLD OUT

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□状態：PCGS-MS64（UNC+）

昨年、明治1円銀貨（「円銀」）は急に値を上げました。おそらく中国人の買いによるものだと思います。数年前まで中国人のコイン投資といえば、中国コインと相場が決まっていたのですが、一昨年あたりからアジアのマイナーコインやアジアの貿易銀へと広がってきたように思います。そしてここにきて円銀が投資対象に加わった形で、昨年の急騰となりました。その結果「日本貨幣カタログ」の最新版（2022年版）の明治1円の価格ガイダンスはほぼ全面改訂されました。店主はこのカタログがこれほど広範に価格改訂されたのを初めて見ました。

円銀は万年停滞銘柄で、ここ十何年にわたり目立った動きはありませんでしたが、やっと相場は動き出した観があります。それでもまだ同時代の中国コインに比べれば、相場水準は天と地ほどの差があります。たしかに発行枚数は多いのですが、その点では中国コインだって負けていません。特に状態の良い円銀や特年銘、プルーフライク貨などは、まだ上昇の過程にあると店主は思います。

明治35年は特年（注）で、発行間数は約67万枚と異例の少なさです。たとえば翌年の明治36年には500万枚以上発行されていますので、その少なさがわかります。昨年発行の「日本貨幣カタログ2021年版」によりますと、円銀、明治35年の完全未使用が12万円でした。一方で並年の平均的な価格は7万円から10万円ほどです。ただしここ一年の円銀相場の上昇は顕著で、すでにこのカタログ価格も過去のものになってしまいました。

特年：同じ銘柄のなかでも特に発行枚数が少ない年号のこと。

さてこのコインですが、ご覧のように全体的にマット（ツヤ消し）状に輝き、落ち着いた良い雰囲気のコインです。人によって好みがあると思いますが、店主はこのようにマット状のコインが好きです。状態もとても良く、円銀は特にウラ（一円）面のフィールド部分にバッグマーク（注）が目立つ個体が多いのですが、ご覧のようにほとんどありません。またオモテ/ウラとも摩耗やヘアラインもなくMS64はややアンダーグレード（評価不足）ではないでしょうか。

注）バッグマーク：出来上がったコインを輸送する際に入れる袋の中で、コイン同士がぶつかり合うことによってできるキズ。

なおPCGSによって本貨（明治35年）は707枚鑑定されていますが、上位鑑定は以下の通りです。

MS66:9枚
MS65:42枚　
MS64:160枚　　←ココです
MS63:213枚
MS62:242枚
MS61以下：233枚

昨年来の円銀相場の上昇は顕著ですが、状態の良いもの、希少年号はまだ値上がり余地が高いと思います、市場からもこのようなコインは徐々に姿を消しつつあります。

■サイズ：直径約38.1ミリ、重さ約26.96グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるPCGS社の鑑定ずみケースに入っています。真贋は同社によって保証されていますのでご安心ください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて：本商品は銀行振り込みか、クレジット決済でお受けしております。

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