ドイツ領ニューギニア、極楽鳥5マルク銀貨、10ペニヒ銅貨のセット1894年-オンラインショップ「ときいろ」

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ドイツ領ニューギニア、極楽鳥5マルク銀貨、10ペニヒ銅貨のセット1894年

ドイツ領ニューギニア、極楽鳥5マルク銀貨、10ペニヒ銅貨のセット1894年

製造元
商品コード	309-1

798,000 円（税込）

SOLD OUT

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□状態：5マルク銀貨PCGS-MS62（UNC-）/10ペニヒ銅貨PCGS-MS63RB

ドイツ領ニューギニアは、ドイツが1884年から1914年まで西太平洋に持っていた植民地で、このコインは1894年に本国のベルリンで造られた5マルク銀貨（KM-7）と10ペニヒ銅貨(KM-3)のセットです。ドイツ領ニューギニアでは以下9種のコインが発行されています、（　）内の発行枚数と合わせてご参照ください。

20マルク金貨（1500枚）
10マルク金貨（2000枚）
5マルク銀貨（19,000枚/本銘柄）
2マルク銀貨（13,000枚）
1マルク銀貨（33,000枚）
1/2マルク銀貨（16,000枚）
10ペニヒ銅貨（24,000枚/本銘柄）
2ペニヒ銅貨（17,000枚）
1ペニヒ銅貨（33,000枚）

すべての銘柄に限定発行のプルーフ貨がありますが、本商品は2枚とも通常貨の方です。なおデザインはすべてオモテがパプアニューギニアの国鳥である極楽鳥で統一されています。

さてこのコインですが、まず5マルクは表紙/2/3番目の写真のようにオモテ面は全体的にうっすらと金色を帯びたトーンが乗っていています。極楽鳥の尾羽根の部分は摩耗がなく、その美しい細工を楽しむことができます。一方で極楽鳥の胸や羽根の部分にはわずかな摩耗が見られます。フィールド部分は少しプルーフライクで比較的初期の刻印で打たれた個体だと思います。2番目の写真のように、コインの周辺に近い部分の11時から2時あたりを正面から見ると、少し黒ずんで見えますが、写真4のように光の当て方を変えるときれいなブルーのトーンが見えます。

ウラもオモテ同様、全体的に金色を帯びたトーンが乗っており、フィールド部分はオモテ同様プルーフライクです。ただ残念ながら写真8のように「5」の左側に僅かなキズがあり、これがMS62にとどまった理由だと思います。この銘柄は全体的に白っぽい印象を与える個体が多いですが、本貨は落ち着いたゴールデンのトーンで印象の良いコインです。

なお5フランはPCGSによって95枚鑑定されていますが、内訳は以下の通りです。

MS66:3枚
MS65:11枚
MS64:15枚
MS63:14枚
MS62:8枚　　←ココです
MS61:3枚
MS60:1枚
AU58以下:40枚

続いて10ペニヒです。銅貨ではありますが、銅貨の最高額面であり発行枚数も24,000枚と、通常貨の銅貨にしては破格に少ない発行数です。当時のニューギニアの経済規模に見合った枚数だったのでしょう。状態はMS63RBでまずまずです。ご参考までに銅貨の場合は数字の後にRD/RB/BNというアルファベットが付加されます（RDはRed：赤、RBはRed Brown：赤茶、BNはBrown：茶)。銅貨は酸化が進むと徐々に黒くなっていき、オリジナルの銅貨の色はRBで、以下RB⇒BNと評価が下がります。本貨は写真9のように赤みをとどめた茶色です。

この極楽鳥コインは近年人気が出てきました。デザインが美しく発行枚数も少ないので、今後期待できる銘柄だと店主は思います。

■サイズ：5マルク（直径約38ミリ、重さ約27.8グラム）
　　　　10ペニヒ（直径約29ミリ、重さ約10グラム）
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるPCGS社の鑑定済みケースに入っています。真贋は同社によって保証されていますのでご安心ください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて：本商品は銀行振り込みでお受けしております。

【お願い】掲載している写真のコピー・転用は固くお断りします。