□状態:NGC-MS Strike4/5,Surface4/5(AU)
ポントス王国のミトラダテス6世(もしくはミトリダテス6世/在位紀元前120年-63年)時代に、トミスという都市で造られたスターテルです。ミトラダテスは当時の超大国、共和制ローマの侵攻を何度も受けながらも生きのび、「ローマ人の最大の敵」とも言われていたそうです。
常にローマに毒殺されることを意識して生活していたため、少しずつ毒を服用し抵抗力を身につけていたといいます。ローマとの抗争のさなか息子に裏切られ服毒自殺を図りましたが、皮肉なことに死にきれず、部下に命じて自らを殺させたそうです、思えばかわいそうな英雄です。
さてこのコインですが、オモテ面はアモンの角が生えたアレキサンダー大王、ウラはアテネ神の座像で手のひらには小さなニケが乗っています。ご覧のようにほとんど使用感がなく、出っ張った部分もあまり摩耗していません。重さは8グラム以上あるので、当時としては大型の金貨です。
他の古代金貨と同様、この銘柄も近年上昇傾向にあります。今年(2021年)10月の国内オークションでは、同銘柄NGC-MS Strike5/5,Surface4/5がハンマープライス70万円で落札され、手数料含む総支払額は77万円以上になりました。
■サイズ:直径約18ミリ、重さ約8.39グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定済みケースに入っています。真贋は同社によって保証されていますのでご安心ください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
【お願い】掲載している写真のコピー・転用は固くお断りします。