オンラインショップ「ときいろ」

□状態：NGC-MS64（UNC+）
 

このコインは中華民国23年（1934年）に現在の中国本土で発行された1ドル（1円）銀貨です。描かれているのは日本とも縁の深い孫文です。この銘柄は民国22年（1933年）から同24年（1935年）の3年号がありますが、本銘柄の民国23年銘は最もありふれた年号です。
 
ただし清朝末期から中華民国初期にかけて鋳造された、いわゆる「中国コイン」の相場上昇は近年目をみはるものがあり、今年（2021年）に入ってもその勢いは途切れません。夏場にかけさらに相場は上がっています。

これからも中国は経済成長や富裕層の拡大が予想され、「中国コイン」は今後も相場が上昇する可能性があると思いますし、なかでも以下の3条件を満たすコインは有望だと考えております。

1.　PCGS/NGC/ACCA、以上3社の鑑定会社によって真贋の鑑定がなされているもの。
2.　その上で高い評価を受けているもの、ただし銘柄によっては必ずしも数字が付与されていなくてもＯＫで、Details評価でも将来性が高い銘柄もあります。（「真贋が保証されている」だけで十分レアな銘柄があるからです。）
3.　レアな銘柄であること。
 
このコインは、上記3条件のうち1と2を満たしております。ご覧のように状態はMS64(未使用品+)で大変状態の良いコインです。店主は、鑑定会社の数字以上に状態のよいものを買い付けるよう心がけていますが、このコインも全体的に輝く光沢があり、欠点の少ない良いコインだと思います。
 
なお「ときいろ」では今年（2021年）4月に、同銘柄/同状態のコインを165,000円でお売りしましたが、当時と比べすでに相場は随分と上がっており、この金額を付けざるをえなくなってしまいました。
 
ここ数年の中国コイン値上がりについてですが、上記のように中国の経済成長や富裕化だけでなく、多くの国民が意識している自国通貨以外への資産分散志向もあると思います。