□状態:NGC-Ch VF(VF)
古代マケドニアのアレキサンダー大王(紀元前336-323年)時代に鋳造されたテトラドラクマ銀貨です。 アレキサンダーの生存末期から死の直後にかけて、おそらく紀元前325-323年のあいだに、メソポタミアのバビロン(現在のイラクにあった都市)で造られたと考えられます。なおアレキサンダーは32歳の若さでバビロンで急死しました。
オモテ面はヘラクレスですが、アレキサンダー自らをモデルにして描かれていると考えられています。かぶっているのはライオンの頭部でこしらえた帽子で、これはアレキサンダーが勇猛なライオンを好んだからです。裏面はマケドニアの守護神であるゼウスの座像が描かれています。
「写真3」でもおわかりのように、このコインは厚みがあり大変立体的に造られています。造られてからすでに2300年以上が経っており、歴史的な資料としても興味深いコインです。出土品、伝世品あわせ多数の個体が現在でも残っており、稀少性はさほどありませんが、2300年も前の遺物がこの程度の価格で手に入るのは驚きです。皆さんも是非紀元前の先人が残した遺物を、お手元に置いて楽しんでみてください。
■サイズ:直径約27ミリ、重さ約17グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心の上お買い求め下さい。
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