本商品は1932年に上映されたディズニー映画、「The Wayward Canary(日本語タイトルは‘‘ミッキーのカナリア騒動‘‘)」の制作過程で実際に作られたドローイングです。この作品は初のミッキーの短編映画「蒸気船ウィリー」上映から、わずか4年しかたっていない最初期の映画の一つです。ディズニー映画の初期ドローイングは人気が高く高値で売買されています。ご覧のようにアメリカの大手鑑定会社CGC(Certified Collectibles Group:注)によってGenuine(本物)と鑑定されており、半硬質のプラスティックケースに入っています。アメリカではコインや紙幣、トレーディングカードやコミックなど、多くのコレクティブアイテムの鑑定が行われていますが、本作品を含むディズニー原画の分野でも、徐々に「鑑定⇒封入」が一般化しつつあります。
注)CGC社は世界最大級の鑑定会社で1987年にアメリカで設立されました。傘下にはコイン鑑定で有名なNGCや紙幣鑑定で有名なPMGなどブランドを持ち、おそらく世界で最も信頼されている鑑定会社の一つだと思います。
The Wayward Canaryでは、ミッキーがミニーにプレゼントしたカナリア達の大騒ぎを止めるため、彼らを捕まえようとミッキー達が奮闘します。このドローイングは、壊れた温室や植木鉢に引っ掛かりながらも、外へ逃げたカナリアをミッキーが追いかけるシーンです。鉛筆で線画が描かれ、黄緑と青の色鉛筆で一部に色が塗られています。また、鉛筆の汚れが所々あり、ドローイングの右上と右下には黒・赤鉛筆で書かれた番号が、下には二つの穴(ペグホール)が空いています。黄ばみや摩耗がありますが状態は良いです。
このドローイングはプラスティック・ケースに入れて送らせていただきます、額装されておりませんのでご注意ください。