□状態:CGC社鑑定済みケース入り
この作品は1937年に公開されたディズニー映画「ミッキーの猛獣がリ(Moose Hunters)」の制作過程で描かれたドローイングです。ご覧のようにアメリカの大手鑑定会社CGC(Certified Collectibles Group:注)によってGenuine(本物)と鑑定されており、半硬質のプラスティックケースに入っています。アメリカではコインや紙幣、トレーディングカードやコミックなど、多くのコレクティブアイテムの鑑定が行われていますが、本作品を含むディズニー原画の分野でも、徐々に「鑑定⇒封入」が一般化しつつあります。
注)CGC社は世界最大級の鑑定会社で1987年にアメリカで設立され、傘下にはコイン鑑定で有名なNGCや紙幣鑑定で有名なPMGなどブランドを持ちます。おそらく世界で最も信頼されている鑑定会社の一つだと思います。
さて本作品ですが、この作品は1937年に上映された「ミッキーの猛獣がリ(Moose Hunters)」のワンシーンを描いたドローイング原画で、手描きの一点物です。この時代の映画はすでにカラー化されていましたので、このドローイングも薄いながら色鉛筆で描かれています。この映画はミッキー、ドナルド、グーフィーがヘラジカ狩りをするコメディですが、このドローイングはヘラジカ狩りに熱中するあまり、ドナルドがミツバチ君を怒らせてしまうシーンです。
ドローイングは映画の1コマで、もともと単独で観賞するために描かれたものではありません。ですからキャラクターがとても小さかったり、隅っこに描かれていたり、うしろを向いているものなどが大半です。この作品のように構図が整ったドローイングは決して多くはありません。良い構図ですので、CGC社ケースのままお部屋に飾られてもいいと思います。
なお、9枚目の写真をご覧いただけるとおわかりのように、本作は透かしが入っています。
「ときいろ」はできるだけ本作品のように、構図の良い可愛らしい作品を購入するよう心がけております