□状態:PCGS-AU55(EF)
このコインはイギリスの東インド会社で1841年に発行されたモハールです。
このコインには年号1841の文字が大きなタイプ(large date)と小さいタイプがあり、大きな数字のタイプはさらに「4」の文字の形状によってplain4と呼ばれるタイプとcrosslet4と呼ばれるタイプに分かれます。本貨は前者Plain4です。
PCGS社の鑑定分布によると鑑定枚数では圧倒的にplain4が多いですが、現状では両者の価格差はありません。
注)PCGS社の鑑定分布によるとplain4の鑑定枚数は66枚、crosslet4は18枚(2021年3月現在)です。
なお以下はPCGS社による鑑定分布です(plain4のみ)
MS64: 1枚
MS63: 4枚
MS62: 10枚
MS61: 8枚
MS60: 1枚
AU58: 18枚
AU55: 14枚 ←ココです
AU53: 6枚
AU50: 2枚
上記はあくまで数字付き個体だけの集計で、このコインの多くは鑑定に出しても数字なしDetail判定となります。このコインの鑑定結果はAU55で平均以下ではありますが、この銘柄に関しては、数字が付いているというだけで希少性があるといってよいでしょう。
さてこのコインですが、発行後180年ほど経っているわりにはウラ、オモテともにオリジナルの輝きをとどめています。残念ながらウラ面のライオンの胸あたりに長さ1.5ミリほどのキズがありますが、それを除けば取り立てて欠点のないコインです。
最近の英領インド、および英国東インド会社金貨の値上がり傾向は顕著ですが、ウナ&ライオンと同じくウィリアム・ワイオン(William Wyon)デザインであること、裏面のライオンのデザインの出来の良さなどから、このコインも人気化して値上がり傾向にあります。
■サイズ:直径約25ミリ、重さ約11.66グラム(金品位:91.7%)
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるPCGS社の鑑定ずみケースに入っております。真贋は同社によって保証されておりますのでご安心の上お買い求めください。
■ゆうパックまたはクロネコヤマでお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みでお受けしております。
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