この商品は1935年に上映されたディズニー映画「Pluto’s Judgement Day」の制作過程で作られたプルートのモデルシートです。この映画はディニーの初期の作品で、デイビッド・ハント、フレッド・ムーア、ノーム・ファーガソン、ワード・キンボールなどのちのディニーレジェンドと呼ばれる錚々たるメンバーによって制作指揮されました。
モデルシートは、アニメーター達によって描かれるキャラクターのデザインを統一するために、チーフアニメーターが描いたものです。当時はコピー機がまだなかったので、写真を撮ってアニメーター達に配られました。本作品はそのような写真ではなく、オリジナル手描き原本で、もちろん世界に一枚しかありません。なお5番目の写真のように、この作品には「Pluto’s Judgement Day M35-SC11」の下に‘Moore’と書かれており、これによって本作品がフレッド・ムーアが率いる制作チームのために描かれたものだということがわかります。
1930年代に上映された初期映画のモデルシートの大半は消失しており、現在に残されたものはごくわずかで、しかもプルートのモデルシートはほとんど残っておらず、その点でも大変稀少な資料といえるでしょう。額装されていますので、このままお部屋にお飾りいただいても大変かわいらしいですが、ディズニーの初期資料としてそのままお手元で保管して頂いても価値が出ると思います。
なおテレビ東京の「開運なんでも鑑定団」の2018年1月16日オンエア分で、本商品と同じ「ディズニー映画のモデルシート」が出品されました、ミュージカル女優の島田歌穂さんの依頼作品で、ご本人評価額10万円に対し200万円の鑑定評価がつきました。以下は鑑定士、室井正人さんによる番組内でのコメントです。
『1930年代に短編映画用に作られたモデルシート。アニメーターの絵を統一させるため、チーフアニメーターが1枚描き、印刷して配る。セル画は1秒間に24枚描かなければいけないので、1本の映画で何十万枚作る。モデルシートは多くても100枚ぐらい。売買されているものでもないため、80年以上前のモデルシートを持っている人はほとんどいない。サンフランシスコのウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアムに唯一飾ってある。日本にはおそらく依頼品しかない。』
なお出品商品のサイトは以下です。
テレビ東京、「開運なんでも鑑定団」公式サイト
https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20180116/01.html
出品作品:1930年代に作られたドナルドダックのモデルシート
本商品は1935年に制作されたプルートのモデルシートで85年前の作品です。室井さんのコメントを引くまでもなく、本商品もまた大変稀少な作品です。本作品に限らず「ときいろ」ではモデルシートを数点お売りしており、本作品ほど古いものではありませんが、モデルシートはいずれも希少品です。
この商品は額装して売り出されていたもので、フレーム部分に8番目の写真のように、「1935 Pluto’s Judgement Day」と書かれたプレートが入っています、写真9のように背面の紙は破れややシワが目立ちます。
御注意
1935年に描かれた作品で80年以上経っています。年月の経過とともに自然に生じる紙の変質や色やけなどあることをご理解ください。
■弊社「ときいろ」の原画はすべて、店主自らがアメリカの信頼性の高い売り主から直接購入した作品です、本物であることを保証しますが、万一偽物と判明した場合は、無期限に返品をお受け致します。
■額サイズ:縦41.5センチ、横46センチ(慨寸です)
絵サイズ:縦21.5センチ、横約29.5センチ
■ゆうパックでお届けします。
■お支払いについて:本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。
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