□NGC-MS66(FDC-)
ペルーで1950年から1970年にかけて発行された大型の金貨です。重量は46.8グラム、金の品位は90％ですから、一枚当たり約42グラムの金を含んでいます。現在の金価格は1グラム当たり5700円（税込み）ほどですので、このコインの地金価格は約24万円ほどにもなります。
さらにこのコインの注目すべき点は鋳造数の少なさです。前年号合わせても9万枚ほどと通常貨にしては異例の少なさです。また年号によっては1958年（101枚）、1952年（126枚）、1953年（498枚）など希少な特年もあり、そのような点でも収集意欲をそそられます。なお本商品の1954年は鋳造枚数1808枚と少ないので準特年といってよいでしょう。今後の相場上昇に期待が持てる一枚です。
なお本年号はNGC社で過去32枚鑑定していますが、MS66より上の鑑定はMS67が1枚あるだけです。
ペルー100ソルは、最近の金価格上昇や割安感に注目したカイなどによって、オークション落札相場もじり高傾向にあります。なおこのコインは金色の輝きが特に素晴らしく、美しさという点でも加点してよいでしょう。
■サイズ：直径約65ミリ、重さ約46.8グラム、金品位90％
なおアメリカの2大コイン鑑定会社のうち1社、NGC社の鑑定済みケースに入っています。真贋はNGC社によって保証されていますのでご安心ください。
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