2001年にポルトガルからディズニー生誕100周年記念切手が発売されました。この絵はその際にウォルトの甥（ウォルトの兄であるロイ・O・デォイズニーの子）であるロイ・E・ディズニーからの依頼で、カーソン・ファン・オースティンが描いた切手のデザインです。もちろんカーソン・ファン・オースティン直筆の一点物です。
カーソン・ファン・オースティン（1945年〜2015年）は、《ディズニー・レジェンド》の一人、70年からミッキーマウスのコミック本のイラストを描き始め、のちにディズニーの関連グッズ制作会社の役員になった人です。
下絵原画をみると、切手のデザイン画の下に以下のよう書かれています。
“Mickey and the Beanstalk” Storyboard ?
最後に？がついていますが、確かにウォルトの背景に描かれているストーリーボードは“Mickey and the Beanstalk”（「ミッキーと豆の木」）ではありません。一方で完成した切手（写真をご参照ください）の方を見ますと、確かに“Mickey and the Beanstalk”のストーリーボードのように見えます。
おそらく何らかの理由があり、最終的にデザインが変更され、背景がMickey and the Beanstalkのストーリーボードに差し替えられたのではないでしょうか。
なおこの絵にはカーソン・ファン・オースティンにデザイン作成を依頼したロイ・E・ディズニー本人（ウォルトの甥）の直筆サインがあり、さらにカーソン・ファン・オースティンに対する感謝の言葉として、ロイが書いた以下の言葉もあります。
Carson- Thanks a lot!!（「カーソン、ありがとう！！」。これでポルトガル郵政省からロイにデザイン作成の依頼があり、ロイがさらにカーソンにデザイン画作成の依頼をしたことがわかります。
インテリアとしても楽しめますし、ディズニー関連の資料という、コレクションの対象としても価値のある資料です。
なお、おまけとして実際にポルトガルから発売された切手シートをお付けします、これもご覧のように額装されています。探すのに結構苦労しました・・・
御注意
この作品は額装された状態で購入したものです。作品自体はきれいなのですが、額には少し経年変化が見えます。お気にされる方は、購入いただいてから額装されたほうがいいかもしれません。また絵そのものは画像にもあるように、台紙にマスキングテープで3か所とめられています。
■ときいろのディズニー原画はすべて、店主自らがアメリカの権威あるオークションで直接落札した作品です。本物であることを保証しますが万一偽物と判明した場合は、無期限に返品をお受け致します。
■製品としてポルトガルから発行された切手（画像ご参照ください）をお付けします。
■サイズ（額）：縦29センチ、横：36.4センチ（慨寸です）
（絵）：縦19センチ、横：24センチ（慨寸です）
＊記念切手額：縦29センチ、横：30.7センチ
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