□NGC-AU Strike:5/5,Surface4/5(EF)
本コインはローマ帝国が東西に分離して以降、ホノリウス帝時代に西ローマ帝国で造られたソリダスと呼ばれる金貨です。本コインの裏面は「捕虜を踏みつける皇帝の立像」で、拡大してみると様子がよくわかります。ホノリウスは評判の悪い皇帝ですが、コイン自体は状態がよいコインで割安です。
写真のようにケース状の表記をご覧いただくと
AU
Streike:5/5
Surface:4/5
と書かれています。まずAUの意味ですが、これはAlmost Uncirculated（未使用準状態）を意味していますが、一般にNGC古代の社による古代コインの鑑定基準はあまく、実際には1ランク下のEF(極美)クラスと考えて下さい。NGC社による古代コインの鑑定は、このアルファベットでの状態表記に加え、打刻の良し悪し、表面のキズの有無をそれぞれ5段階で評価します。Strike は打刻の良し悪しで、ご覧のようにこのコインは5段階評価で最高ランクの5評価となっています。Surfaceは表面の状態ですが、これも上から2番目の4と評価されています。
■サイズ：直径約21ミリ、重さ約4.5グラム
なおアメリカの2大コイン鑑定会社のうち1社、NGC社の鑑定済みケースに入っています。真贋はNGC社によって保証されていますのでご安心ください。
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